アイアンマンの特徴といえばパワードスーツですが、エンドゲームまでにトニーが作ったスーツは一体どれぐらいあるのでしょうか。
今回MCUのアイアンマンのスーツは何種類あるのか、そして各スーツの性能はどのようになっているのか、徹底的に紹介していきます。
この記事を見ればアイアンマンのスーツの全てがわかりますので、最後まで見てください!
目次
アイアンマンのスーツは何種類?
現在インフィニティ・ウォーの時点でマーク50までのスーツが登場しています。
トニーはただ単にスーツを作っているのではなく、スーツを改良・進化を繰り返していき、最終的には宇宙から来た相手でも互角に戦うことができるまでレベルアップしました。
さらに初期のスーツは装着するのに時間がかかりましたが、徐々にスピードアップしたり、自在にスーツを装着できるまで進化しました。マーク50では胸のアークリアクターを押すと、全身にナノテクを適用したスーツを身にまとうことができます!
アイアンマン全スーツの性能紹介!
ここからはアイアンマンの全スーツの性能を各作品ごとに紹介していきます。
アイアンマン

マーク1

無国籍ゲリラ「テン・リングス」のアジトから脱出するためトニーとインセン教授が急遽共同開発した最初のアイアンマン。
性能
- 装甲はアサルトライフルの弾丸を弾く
- 人間を殴り飛ばし鉄製の扉を吹き飛ばせるくらいの馬力を持つ。
- ロケットを使って脱出(ただし短時間しか飛行できない)
- 弱点は「計測器がむき出しになった背後からの攻撃に弱い」「動きが鈍重」「制御プログラムを起動するまで時間が掛かる」「起動するまでの間は身動きが取れない」「飛行ロケットを作動させた後の姿勢制御は不可」「活動可能時間は15分(旧型リアクターの性能の問題)」「肉眼だけなので視界が狭い(そのためトニーは見えなくても脱出できるように経路を暗記していた)」「脚部などのパワー増強は見えない程度にカバーがされただけのチェーン駆動」とかなり多い。
武器
武装は両腕部に備えられた火炎放射器とロケット弾、脚部に使い捨ての飛行用ロケット。
マーク2

試作型スーツ。カラーリングは銀(素材のままの色)。設備の整った自宅ラボで制作したためデザインが洗練された。
性能
- マーク1から大幅に飛行性能が上がった(ただし高度限界あり)
- エネルギーを空中に発射する機器「リパルサー」を両掌に装備
- J.A.R.V.I.S.とリンクしたディスプレイ
- 弱点は高度4万フィートを突破すると氷結しだし、操作不能になる
武器
リパルサーレイ
マーク3

世間に初めてアイアンマンとして認知されたスーツで赤と金のカラーリングが特徴。当初は金一色だったが「ちょっと派手じゃないか」とトニーの指摘があり、現在のカラーになった。
性能
- 高度4万フィート以上での氷結問題を、パワードスーツの素材を軍事衛星に使用した金とチタンの合金に変更して、出力荷重比は変えずにスーツの強度をアップさせる事で解決
- 戦車砲の弾を受けても装着者を無傷とする程の耐久性を誇る
- 胸部の熱可塑性レンズからアーク・リアクターのエネルギーを直接投射する「ユニ・ビーム」、右腕部に戦車すら破壊可能なロケットミサイル、両肩部に標的を複数ロックオン可能な特殊弾、外側広筋部にミサイル迎撃用のフレアを装備。
- また人工知能「J.A.R.V.I.S.」の戦闘サポートによって、エネルギーを有効に使い戦うことができる。(アイアンモンガー戦では残り少ないエネルギーで戦うことができた)
武器
- リパルサーレイ
- ユニビーム
- ロケットミサイル
- 特殊弾
- ミサイル迎撃用フレア
- J.A.R.V.I.S.による戦闘サポート
アイアンマン2

マーク4

着用者の衣服に関わらず装着ができ、ヘルメットの脱着が可能になりました。
また尿を分解する機能も搭載されているということですが、トニーはかなり酔っていたので真実か不明です。
心臓部分のリアクターの他にスーツ動力用リアクターも使用されており、安定した出力を発揮します。
武器
- マーク3と同じ
マーク5

スーツケース型のスーツで、携帯することができます。
今まで装着に時間がかかっていたデメリットが解消されましたが、あくまで携帯型なので耐久力は他のスーツに比べ紙耐久となっています。
性能
- 携帯型なのでいつでも装着可能に
- 耐久力が他のスーツに比べ低い
武装
- リパルサーレイのみ
マーク6

リパルサー・トランスミッター(新型のアークリアクター)に合わせて造られたスーツ。
胸のマークが〇から▽に変更になりました。
性能
- 水中でも活動可能
- 武装がさらに追加
武装
- マーク3の基本武装
- 腕部に複数の徹甲榴弾
- レーザーカッター(ただし一度しか使用できない)
アベンジャーズ

マーク7

胸のマークが〇に戻りました。
トニーが作ったスーツの中で初めて遠隔操作で装着できるスーツとなっています。
性能
- 両腕に取り付けたブレスレットから遠隔操作してスーツを装着可能に
- 背部に外付けのスラスターが装備され飛行性能が向上。
- 武装が大幅に改善され、戦闘スペックが上昇
武装
- マーク6までの武装
- ホーミング式小型ミサイル
- レーザーカッター(複数回使用可能に)
アイアンマン3

マーク8

マーク7をベースに作られたスーツです。マーク7をグレードアップさせた性能を持ちます。
マーク9

マーク7にあった変形機構を廃止、スリムに軽量化されスラスター部分はジェットパックに変更しました。
マーク10

脚部に金のチタリウムの安定板を追加し、足蹠部分と胸部装甲を変更し空中静止時の安定性と耐久力を上げました。更にマーク9の3倍の速度で飛行が可能に。
マーク11

ステルス性を活かした潜入任務用スーツのプロトタイプ。
マーク12

マーク8をベースに制作。ベースカラーは黒、金、銀で、マスク部の形状はマーク2以降のウォーマシンと同様です。高密度のカーボン、金とチタニウムの合金で出来た外骨格を備えます。
マーク13

高速飛行用スーツのプロトタイプで、ベースカラーは灰色。アルミやチタンを使用する事で軽量化され、空気力学的により合理的なデザインとなっていて、操作性も向上しています。
マーク14

他のスーツより軽量で、武装がリパルサーレイとマイクロポッドミサイルしかないので長期戦に不向き。
マーク15

名称「スニーキー」。
スーツの色の濃度が変わる潜入調査用スーツ。武装が最低限しかないのが弱点。
マーク16

通称「ナイトクラブ」。
マーク15の特殊コーティングを改良し、ステルス性を強化したスーツ。ただしパワーが低下しています。
マーク17

通称「ハートブレイカー」。
胸部のリパルサー・トランスミッターが大型化されたアーティラリーレベルリパルサートランスミッターを搭載したユニ・ビーム強化型です。
ユニ・ビームの面積を変える事により、範囲を拡大し威力を上げることが可能に。同様に面積を変える事でリパルサー・バリアを張る事もできます。
マーク18

通称「カサノヴァ」。
マーク16の特殊コーティングとマーク17の大型リパルサートランスリミッターの両方を搭載したスーツ。
マーク19

通称「タイガー」。
武装を削減し、代わりにスラスターを追加して高速移動が可能になりました。
マーク20

通称「パイソン」。
他のスーツよりも高出力ながら、エネルギー消費効率を改善しマーク19より高い高度、より長い距離で飛行できるようにしました。
マーク21

通称「ミダス」。
低温、低気圧での行動が可能で、武装面もマーク8と一緒です。
マーク22

通称「ホットロッド」。
試作型ウォーマシン マーク2であり、ベースカラーはウォーマシンと同様だが両腕部の上腕から下方が赤で、脚部の大腿部より下方が同様に赤とそれに加えファイヤーパターンになっています。
スラスターの出力、耐久力を落とさず重さを軽量化しました。
マーク23

通称「シェイズ」。
高密度のカーボンとセラミックプレート、柔軟な絶縁体を外骨格に使い超高温に耐えられるスーツとなっています。
マーク24

通称「タンク」。
マーク17の発展型で装甲を金とチタニウムの合金、ケブラーで強化する事で耐久性が向上しており、マーク17同様に胸部中央に大型のリパルサートランスミッターを備えています。
マーク25

通称「ストライカー」。
胸部中央のアークリアクターは周辺を装甲で覆っているため、細身の外見となっており、両腕部分に装着できる空気圧ハンマーはコンクリートを粉砕する程の威力を持ちます。又、耐電性、耐熱性にも優れています。
マーク26

通称「ガンマ」。
マーク25の改良発展型で耐電性、耐熱性も向上し、名前の通りγ(ガンマ)線に耐えられるように作られました。
マーク27

通称「ディズコ」。
光学迷彩を搭載しており静止している間は完璧に周囲に合わせた迷彩になります。
マーク28

通称「ジャック」。
気密性が高く核放射線、γ線をシャットアウトし装着者を保護する事が可能になりました。
マーク29

通称「フィドラー」。
軽量化土木工事用スーツで、土木工事作業からの救助や施工効率の代替として戦闘にも使える様、再設計されています。
マーク30

通称「ブルースティール」。
マーク33の改良発展型で、同様に新型リパルサー・トランスミッターを搭載しスーツのエネルギー出力を向上。
これにより、長期活動を可能に。更にマーク33同様に両腕部にヴィブラニウム製のダガー・ブレードを備えています。
マーク31

通称「ピストン」。
新たなリパルサー・トランスミッターにより、出力、飛行性能が上がっている。
マーク32

通称「ロミオ」。
マーク17の改良発展型で、大型リパルサー・トランスミッターを搭載したスーツの中では最軽量。俊敏性、火力、耐久性共に優れます。
マーク33

通称「シルバーセンチュリオン」。
マーク30のカラーリングを赤と銀に変更し、両腕部にはヴィブラニウム製のダガー・ブレードを備えます。
マーク34

通称「サウスポー」。
戦場及び被災地での人命救助活動用スーツの試作型。少し大きめのスーツで左腕が伸縮性のアームになっておりその爪は並の金属を割く。飛行能力はないです。
マーク35

通称「レッドスナッパー」。
人命救助活動用スーツの完成型。ベースカラーは赤、金。両腕部が伸縮性のアームになっています。
マーク36

通称「ピースメーカー」。
マーク35の両腕部に備えられていた伸縮性アームをオミットし、武装面においては嘗部にリパルサーレイを非殺傷兵器とした音響兵器、「ソニック・リパルサー」のみを装備した暴動鎮圧用スーツです。
マーク37

通称「ハンマーヘッド」。
深海活動専用、作業用にヘッドライト、魚雷、水素コンバーター、加圧システム等を搭載しています。
マーク38

通称「イゴール」。
重量物運搬専用の大型スーツで、100tもの重量物を持ち上げる事が可能です。
マーク39

通称「スターブースト」。
酸素タンクを内蔵、ブースターパックを装備し低温と放射線に耐える素材を使用しているスーツです。
マーク40

通称「ショットガン」。
マーク13とマーク19をベースに作られた、高速飛行用スーツの完成型。
マーク41

通称「ボーンズ」。
元はマーク5のデザイン候補。装甲を極限まで省いているためスーツの中では敏捷性が最も高いです。
頭部・腕部・脚部など全てのパーツにロケットが搭載され小さく分離できるようになっており、J.A.R.V.I.S.がパーツの分離攻撃を行いました。
そしてこの技術は後述のマーク42のキャッチ型装着機構に生かされています。
マーク42

アイアンマン3においてトニーが主に装着したスーツです。ベースカラーは従来的な赤と金だが、それまでの同色のスーツと比較して金色の割合が多くなっています。
性能
- マーク41と同じく分離する事が可能であり、分解状態でも1000km以上の長距離飛行が可能となった。
- トニーの体の各所にインプラントされたセンサーを全パーツが認識して自動装着され、結合時と分離時に装着しなくても遠隔操作で運用できる。
- トニーの操作で周囲の人に強制的にでも装着させる事も可能。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

マーク43

マーク42の改良版で、金の割合が高いマーク42とは対照的に赤の割合が高くなっています。
パーツの分離飛行機能やAIによる自動制御を受け継いでいるほか、赤外線スキャナ能力により壁を透視する事も可能に。
また42よりも頑丈になり衝撃にも強くなってる上、銃弾の跡もつきずらくなっています。
マーク44(ハルクバスター)

ブルース・バナーと共同開発した対ハルク用アーマー。
人工衛星「ヴェロニカ」に格納されている支援輸送ドローンのハルクバスターポッド内に分割した状態で保管されています。
サイズはハルク以上に大きく、アーマーの中でも最大級。
稼働にはアーク・リアクターつでは出力が足りず、背中や両足に多数のリアクターを内蔵しているので、ハルクと互角に渡り合えるパワーを有しています。
武装
- 高出力リパルサー・レイ
- 大型ミサイル四基
- 右腕のスタンガンと催眠ガススプレー
- 左腕の手首部が高速に伸縮するパンチ連打機構
- ハルク拘束用手錠展開機構
マーク45

リアクターの形状が六角形になっているのが特徴。
AIのJ.A.R.V.I.S.は人造生命体であるヴィジョンに移植してしまったため、女性音声のF.R.I.D.A.Y.(フライデー)というAIがO.S.になっています。
武装などに変更は無いですが、マーク43よりも出力が上がっています。
キャプテン・アメリカ シビルウォー

マーク46

従来の胸部リアクターに加え、身体各部に小型のリアクターを組み込んでいます。
武装
- リパルサーレイ
- 腕部ミサイル
- ユニビーム
- 肩部空対地ミサイル
- ペタワットレーザー
- EMPを発する小型装置
- 小型手錠
- 消火ガス噴射装置(スーツに侵入したアントマンを吹き飛ばした)
- 敵の行動パターンを分析、対処
スパイダーマン:ホームカミング

マーク47

マーク46に腕部内側と胸部、膝上の部分が銀色に変わりました。
Wi-fiによる遠隔操作機能ができ、左前腕部に数本分のワイヤーを発射する射出機が追加され、オプションとして前述のヴェロニカより大量の小型リアクターを単独で付随飛行させることが可能になりました。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

マーク49

通称「ハルクバスター マーク2」。
ハルクバスターの強化型でブルース・バナーが生身で装着し、ワカンダでの戦いに投入されました。
マーク50

通称「ブリーディングエッジアーマー。
高度なナノテクノロジーによりその形状を自在に変化させることができます。
装着者が望む武器を自動的に形成していくことができるので、劇中では剣や盾、さらには自動修復機能など今までのスーツにはないとても強力な機能をもっています。
ただしとても強力な攻撃を受けると、修復機能が追い付かない(もしくはナノ粒子が消費しすぎて、再生できない)という弱点もあります。
トニーがリアクターに触れる事でナノ粒子が液体状に放出され、トニーの全身を包み込み装着されます。
武装
- 槍
- 盾
- アームハンマー
- ミサイル
- 低温冷却液・ナノマシン噴射装置
- リパルサー・レイ発射強化ユニット
- リパルサー電磁エネルギーブレード
- リパルサーアームキャノン
- レーザービーム砲
- 加速用ブースター
アベンジャーズ/エンドゲーム

マーク85

マーク50から一気に飛んでいて、未だに謎が多いアーマーです。

50と比べると初期のメカメカしいアーマーに戻っていて、ナノテクノロジーの要素も取り入れている様子が写真からもわかります。
コミック版アイアンマンの初期スーツの姿に似ています。
まとめ
今回はアイアンマンに登場する全スーツの性能を紹介してきました。
トニーはかなり多くのスーツを作っていていることがわかりましたね。
エンドゲームでおそらくトニーの集大成であるマーク85の活躍がとても楽しみです。
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